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【祝!受賞】本校学生が新宿ファッションフィールド2022にてBEAMS賞を受賞しました。

「No border」をテーマに開催された新宿ファッションフィールド2022にて、本校の学生作品がBEAMS賞を受賞しました。
実物作品とデザイン画、受賞学生からのコメントを紹介します。

BEAMS賞

「白紙から」

多数派の人々によってできた常識は必然的に境界線を生む。様々な境界線が課題となっている今、常識を疑い白紙から描き直す。

新宿ファッションフィールド2022 BEAMS賞 橋本琉花「白紙から」 デザイン画

実物作品

新宿ファッションフィールド2022 BEAMS賞 橋本琉花「白紙から」 デザイン画

デザイン画

新宿ファッションフィールド2022 BEAMS賞 受賞学生

橋本 琉花さん [ファッションデザイン専攻科/東京都立 農業高等学校出身]

――このコンセプトを選んだ経緯を教えてください。
今年は境界線のない未来「No border」がテーマでした。私なりにこのテーマについて考えたところ、多数派の人々によってできた常識が、必然的にボーダーラインを作ってしまうのではないかなと思いました。だからこそ、その常識を疑って白紙から描き直すことで、境界線の無い未来を描けるのではないかと考えました。そのため作品名を「白紙から」にし、白い生地からペイントした1着を作りました。

――コンセプトを服に落とし込むにあたって、デザインや素材、シルエットや技法等でこだわった点を教えてください。
「白紙から」というコンセプトを服に落とし込むために、白い生地からペイントするデザインにしました。それもあって発色重視で素材を選び、全体的にデザイン画に忠実になるようにシルエット、色、柄にこだわりました。また、違いを認め合い、「No border」な未来をより表現するため、様々な生地の重なりが平面的にならないように重ね方を工夫して動きを出し、立体的にすることにこだわりました。

――受賞の結果を知ったときの感想と、今後の抱負について教えてください。
今回の作品では実物の製作に入る前にパターンを作ったものの、生地でやってみないと分からないことが多くて、上手く表現しきれるか心配しながら完成させた1着でした。何とか工夫を凝らしてイメージ通りに作り上げることができたこの作品で、賞をいただけたことが嬉しいです。規定のパターンでは形にならない服を作り上げることが出来ました。この経験を活かして、より自分らしいオリジナルなデザインを躊躇せずに提案していきたいと思います。

橋本さん、受賞おめでとうございます。
素晴らしい作品でした!

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