今回のコラムでは、ファッションの「3色コーデ」について紹介します。
おしゃれを楽しむには、コーディネートを3色にまとめるのがよいといわれていますが、どうして3色なのでしょうか。
今さら聞けない「3色コーデ」とは?
雑誌やSNS、テレビなどでよく耳にするファッションの「3色コーデ」ですが、そもそも「3色コーデ」って何?とお思いの方も少なくないのではないでしょうか。ここでは、今さら聞けないファッションの「3色コーデ」について紹介します。もっとおしゃれを楽しみたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
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なぜ3色なの?コーディネートを3色にまとめると良い理由
「おしゃれの基本」といわれている3色コーデとは、文字どおり3つの色でファッションをまとめることを意味します。 もちろん3色でファッションをまとめることは絶対的なルールではありませんが、たとえば2色以内でコーディネートしてしまうとどこか物足りなく、コーディネート自体の難易度が上がってしまいます。 かといって、4色以上でコーディネートするのはかなり上級者向きで、おしゃれに見せるのが難しくなります。
そこで、おしゃれ初心者の方にも取り入れやすく、かつルールを押さえれば絶対的におしゃれに見える3色を使ったコーディネートが推奨されているのです。
3色コーデにおすすめの色と組み合わせ
「3色コーデ=おしゃれの基本」ということは分かりましたが、何色をどんな組み合わせで着るのが良いのか分からないという方もいるでしょう。 ここからは、3色コーデにおすすめの色と組み合わせをご紹介します。
3色コーデでおすすめの色と組み合わせは、ずばり「無難な色2色+アクセントとなる色1色」の組み合わせです。 ここでいう無難な色とは、黒や白、ネイビーやベージュなどのどんな色とでも相性が良いカラーを指します。そして、アクセントとなる色には、赤やピンク、濃いめのブルーやイエローなどパッと明るくなるような色を入れてあげるのがポイントです。 特におしゃれ初心者の方におすすめの組み合わせは、白、ネイビー、赤の組み合わせです。 この組み合わせは「トリコロール」と呼ばれ、かなり取り入れやすい3色コーディネートの1つといわれています。
ただし、おしゃれに服を着こなす上で重要な3色コーデですが、色の使い方には注意が必要です。 よくおしゃれ初心者の方が陥ってしまいがちなのは、アクセントになる色を使い過ぎてしまうという失敗です。 テレビなどでは、ビビッドカラーのジャケットやパンツを着こなしている芸能人をよく見かけます。 しかし、このコーディネートは非常に難易度が高く、失敗するとアクセントになるはずの色が変な目立ち方をして、全体的にパッとしないコーディネートが出来上がってしまいます。 したがって、アクセントカラーをファッションに取り入れる際は、小物から取り入れてみるのがおすすめです。
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3色コーデをマスターして、おしゃれを楽しもう!
今回は、3色コーデの基本について紹介しました。男性も女性も、コーディネートを3色でまとめることによって、非常に簡単におしゃれな装いを作ることが可能です。 日常的な着回しを目的に服を購入する際には、黒や白などの無難な色を多めに選び、差し色となる色はむやみに手に取らずコーディネートを考えてから購入するのが良いでしょう。 また、洋服や小物を選ぶ際はできるだけ無地のものを多くそろえるのがコツといわれています。 なぜなら、チェックやドットなどの柄物や文字がプリントされているようなアイテムは、一気にコーディネートの難易度を上げてしまうからです。 もちろん、他のアイテムが無地であれば、柄物や文字がプリントされているようなアイテムも映えますが、柄物同士を組み合わせてしまうと、途端にまとまりのないコーディネートになってしまいます。 これらの3色コーデを基本としたおしゃれのルールをマスターして、コーディネートの幅を広げてみてはいかがでしょうか?
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