スタイリストって現場に何を持っていくの?

備えあれば憂いナシ?スタイリストの必需品

スタイリストはどんなものを仕事現場に持っていくのでしょうか。スタイリストが常に持ち歩いている必須の仕事道具をご紹介します。また、たくさんの仕事道具を入れるためにどんなバッグが適しているのか、バッグの整理の仕方もご紹介します。

スタイリストが現場に持っていく仕事道具とは?

スタイリストの仕事をする上で欠かせない道具は、イメージのつくものから使い道が想像できないようなものまでさまざまです。

ミニアイロン
撮影現場で洋服のしわを取るために必要です。洋服をハンガーにかけたままアイロンをかけられるので、ミニサイズのアイロンが大活躍します。特にスチームが良く出るタイプのものが便利で効率的です。

ハンガー
衣装がしわにならないように、洋服をかけておくために必要です。衣装が滑り落ちないような工夫も必要です。

ペンとノート
打ち合わせに必須なアイテムです。すぐに書き込めるように開きやすいノート、シャープペンシルを選ぶのがポイントです。ボールペンはインク汚れを避けるために使用しないことが多いです。

スケジュール手帳
分刻みのスケジュールで動くことが多いスタイリストは細かく30分単位で書き込めるものがいいでしょう。

メジャー
洋服のサイズやモデルさんの身体のサイズを測るのに必須なアイテムです。

ガムテープ
洋服のホコリを取るのに使います。そのほかにも、靴裏に付けて靴裏の保護に使ったり、洋服のタグに付けて撮影中にタグが見えないようにしたりします。

タグファスナー
撮影のために洋服のタグをどうしても切らなければいけないときがあります。そんなときは一旦タグを切って、タグファスナーを使ってタグを元通りに戻します。

コロコロ
自宅のカーペットのホコリを取るときに使うコロコロも使われます。洋服の広範囲なホコリを取るのに役立ちます。

靴べら
サイズが合っていないと革靴は履きにくいものです。靴べらがあるとスムーズです。

スクラップブック
自分のイメージをより正確に伝えるためにスクラップブックが役立ちます。普段から雑誌の洋服写真を切り抜いて貼っておく人が多いようです。

両面テープ・クリップ
胸元が開きすぎている服を着る際、服の前側を留めるなど使い道は様々です。また大きめのクリップも役立ちます。

ヘアピン類
モデルさんの髪の毛を留める際には、ヘアピンやUピン、シュシュ、髪ゴム、カチューシャなどが役立ちます。

裁縫セット
その場で洋服の簡単なお直しをするときに使われます。特に裁縫用ハサミ、白や黒の糸と縫い針は必須です。

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バッグはどんな種類を使っている?

スタイリストは使うバッグにもこだわりがあります。

肩掛けポーチ
肩にかけるスタイルなら両手が空く上にすぐにものが取り出せ、着脱も比較的スムーズにできます。
さらに肩掛け部が外せるものだと、ガムテープなどのテープ類を通して下げておくことができるので、なお便利です。ロケなどで外を歩くことが多いので、軽くて丈夫な生地のバッグを使いましょう。

大容量バッグ
スタイリストはリースの衣装類を用意するため、たくさんのものが収容できる大型の丈夫なバッグを使います。詰め込まなくても仕事道具が余裕で入るくらいの大きさだと余計なストレスなく仕事に集中できます。

折り畳みバッグ
普段はコンパクトにまとめて持ち運んでおきます。荷物が急に増えたときに活躍します。

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バッグの中身はどうなっている?

スタイリストのバッグの中身は整理整頓されています。荷物が多い分、整理されていないと使いにくいからです。整理には小型のポーチを利用し、細々した小物はすべてポーチに入れると便利です。色別のメッシュ地のポーチを利用すれば、どの仕事道具がどこに入っているかが一目瞭然です。

スタイリストは、使う可能性が少しでもあればどんなものでもバッグに入れておく必要があるので、仕事道具が多くなりがちです。自分なりに仕事道具を厳選して、それらを入れるバッグにもこだわりを持つ人が多いのも特徴です。

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監修 織田ファッション専門学校 教員

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