キャンパスレポート

2023年1月 ファッションビジネスの力で「SDGs」開発目標の達成を目指して

ファッションビジネス科2年生とマーチャンダイジング専攻科が、「SDGs」をテーマに卒業論文発表会を行いました。
17つある開発目標をファッションビジネスの力で達成するべく、学生ひとりひとりが研究し、地球や社会、苦しむ人たちを思った様々な提案が集まりました。

 

【金賞受賞】White leather shoes for fairness / 亀岡 来都
SDGs 開発目標 [No.10 人や国の不平等をなくそう][No.12 作る責任つかう責任]

白鞣しとSDGsをテーマにプレゼンする織田ファッション専門学校のファッションビジネス科を卒業した学生

地球環境に配慮し、化学薬品に頼らぬ革の鞣し工程を模索し、姫路の白鞣しに出会う。その姫路の白鞣し革を使用した真白なタッセルローファーの生産販売を通じ、皮革製品加工従事者が故なき差別を受けない世の中を提唱します。

 

【銀賞受賞】遊びから生まれるエネルギー / 目黒 幸輝
SDGs 開発目標 [No.07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに][No.11 住み続けられるまちづくりを][No.13 気候変動に具体的な対策を]

電力とSDGsをテーマにプレゼンする織田ファッション専門学校のファッションビジネス科を卒業した学生

環境に優しく安全でクリーンな電力発電装置を備えた児童公園を設置。子供たちが遊具で遊ぶたびに発電され、その電力は明石の街に還元されます。メタバースの中でのファッション提案と、実際の街での子育てと若い親世代をバックアップします。

 

【特別賞受賞】Mother sea for children / 佐藤 清佳
SDGs 開発目標 [No.01 貧困をなくそう][No.04 質に高い教育をみんなに][No.08 働きがいも経済成長も]

沖縄とSDGsをテーマにプレゼンする織田ファッション専門学校のファッションビジネス科を卒業した学生

沖縄県の若年出産、若年結婚が女性の高等教育の機会を奪う事実。最低賃金で働く若いシングルマザーと、その子供に教育とファッションビジネスの場を提供する企業を設立。学校に通う、就職する、帰在的自立をする、沖縄に帰るというループを提案します。

 

【特別賞受賞】賑わう街づくり / 渡邊 栞
SDGs 開発目標[No.11 住み続けられるまちづくりを]

秋田とSDGsをテーマにプレゼンする織田ファッション専門学校のファッションビジネス科を卒業した学生

人口減少率全国1位、また労働人口の流出で高齢化率も高い秋田県。ファッションビジネスで若者が働き住み続けられる街にと、伝統工芸の秋田黄八丈に注目した。秋田黄八丈とファッションが掛け合わさることをイメージしたブランドネームは「cross yellow」

 

「SDGs」17つある開発目標

1年近くにわたる卒業論文制作を通じ、学生たちのSDGsへの関心は増し、世界情勢や経済、人々の暮らしぶり、地球環境等に対峙できるようになりました。その視点を持った彼らの、ファッションビジネス業界での活躍を期待します。

 

先輩たちが学んでいた学科

織田ファッション専門学校_ファッションビジネス科のメインイメージ
ファッションビジネス科[2年制]

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織田ファッション専門学校_オリジナルパーカーを着ている学生

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織田ファッション専門学校_ファッション誌のコーディネートに挑戦する学生

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