今年度も本校の学生たちの日々の努力が実り、多くの学生が様々な企業様から内定をいただいております。
本日は内定をいただいた学生からのメッセージを紹介します。
近藤 彩香さん［ファッションデザイン専攻科/東京都立 芦花高等学校出身］
内定先 株式会社クロスプラス デザイナー
――この職種、業界を選ぶ決め手になったことを教えてください。
もともと絵を描くことやデザインをすることが好きでした。中学生の頃に「原宿系」に興味を持ち、ファッションインフルエンサーをフォローしたことがファッション分野の進路を考え始めたきっかけです。洋服を着て気持ちを前向きにする様を見て、ファッションの魅力を知りデザイナーを目指したいと思うようになりました。
――就職活動で意識したこと、特に力を入れて取り組んだことは何ですか？
とにかく早めに行動することを心掛けました。特に履歴書に記載する自己PRは、就職活動がスタートする前の春休み中に決めておいた方がスムーズに動けると思いました。
――これまでの授業やインターンシップで得た経験の中で、就職活動に役立ったと思うことは何ですか？
企業によってはインターンシップでの早期選考があるので、早く内定をいただけるチャンスです。また、企業の雰囲気が選考の前に分かるので、興味のある企業が募集を始めたら挑戦すべきだと思いました。授業ではPhotoshopやIllustratorの使い方が学べる「CG」と服作りの知識と技術を身につける「服飾」が大事だと感じました。デザイナーは平絵や仕様書を書いたりもするので、実際の業務に関わってくる授業内容は特に重要な学びです。
――学校からの就職サポートで心強かった点は何でしたか？
初めての就職活動で緊張していた時期にキャリアセンターへ相談に行き、履歴書の書き方や面接指導など不安な点を解消していただきました。また、担任の先生には夏休みにも作図やプレゼンの試験の相談に乗ってもらいました。特に作図試験の勉強は1人じゃ絶対に出来ないことだったのでとても心強かったです。
――学校生活も残りわずかになりました。これから卒業まで力を入れて取り組みたいことは何ですか？
やはり制作です。残りの学校生活の中で作れるのは卒業制作と卒業式に着る作品のみなので、自分の好きなデザインを詰め込んだ良いものを作りたいと思っています。
――来年4月から、いよいよファッション業界でのキャリアが始まります。これからの目標や抱負を教えてください。
入社してからのことは本当に分からないことだらけですので、人の良いところをよく見て見習って、盗んで行こうと思っています。また、同期とは入社前からも月1で交流がある状態です。もっと仲良くなって共に励まし合える仲になりたいです。そして、私にとってこの学校の友達がモチベーションになっています。みんなが頑張っているから自分も頑張れる。きっとクラスのみんなそういう考えなんじゃないかと。卒業しても今の関係が継続出来たらなと思っています。
