パル井上財団が主催するPAL FOUNDATION CUPにて、本校の一瀬日向さんが栄えあるシルバー賞を受賞しました!
この大会に懸けた思いや、受賞の感想をインタビュー!
この大会では、対面での接客「ロールプレイング」の技術を全国規模で競い合います。
一瀬 日向さん [マーチャンダイジング専攻科/東京都立 秋留台高等学校出身]
―― まずは何よりも、おめでとうございます!シルバーランクを受賞されたということで、実質全国3位の成績ですね。
一瀬 ありがとうございます。これまで勉強してきた努力が、ここにきて輝いてくれたことが嬉しいです。
―― 一瀬くんがこの大会に懸けた思いを是非教えていただきたいです。昨年も学校代表として出場されたんですよね。
一瀬 はい。でも、昨年は残念ながら、惜しい順位まではいったものの予選を通過できなかったんです。あのときもっと全力を出し切れていたら結果は変わっていたんじゃないかと思い、そんな悔しい気持ちを持っての挑戦でした。今年こそは全力を出し切ってもっと上の順位を目指そうと意気込んで取り組みました。
―― ギリギリ通過できない順位だったことが気持ちを掻き立てたんですね。今回、再挑戦するにあたって力を入れたことは何でしょうか?
一瀬 お客様役の方の特徴をよく見ることですね。例えば、今着ている服装やヘアメイクを見て、どんな提案をするのかをある程度自分の中で想像したうえでコミュニケーションを始める。審査員の方から講評をいただいたときも、着眼点を褒めていただきました。また、お店の雰囲気に合う言葉遣いを身に付けることです。フォーマルなお店もあればラフなお店もありますし、お客様の求める接客も変わるので、それを使い分ける技術が上がったと感じています。
―― 先生からの熱心なサポートもあったそうですね。心強かったことを教えてください。
一瀬 先生がリクエストに応じて、応用的な練習メニューも用意してくださったことです。接客の練習をするにも、同じ関係値のクラスメイトばかりになるとワンパターンになってしまいます。そんなときに先生がほかのクラスや後輩学生に積極的に声をかけてくださって、色んなパターンで練習することができました。練習ペースに無理がないようにスケジュールを組んでくださったこともありがたかったですね。
―― ご自身の頑張りと先生のサポートあって見事本選に進み、受賞したときの率直な感想を教えてください。
一瀬 惜しいところで予選を通過できなかった昨年とは違い、今年は本選が終わった段階でも結構な手応えを感じていました。自分らしい接客をこなして、できるだけのことはできた感覚もありました。でも、まさか受賞するとは思っていなかったですね。練習に付き合ってくださった先生と織田ファッションの同級生や後輩たちに感謝の気持ちでいっぱいです。今度は後輩たちが自分に続いて、もっと上の賞を獲得してくれることを願っています。