学内コンペティション作品紹介

OFDC 作品紹介(ODA Fashion Design Competition)

「どんなに素晴らしい才能も、眠っていては価値がない。秘められた才能にスポットを」というコンセプトをもとに
40年以上に渡って開催。
その思いは、今も変わることなく受け継がれています。ここは、学んできたことを発揮する場であると同時に、
クリエイターとしての自分を広く発信するフィールド。あなたの個性と感性で、舞台をより華やかに演出してください。

2021年度

※2022年2月実施

2021年度 OFDC大賞

「縛る」

外池 瑠唯奈

千葉県立 市原八幡高等学校出身

ロープアートを通して非日常を演出し、自分ではない自分になるという変身願望を満たす。
エロスとも捉えられる縛る行為をカラフルな生地で縛りポップアートへ昇華させる。

2021年度 審査員奨励賞

「FAKE NEWS」

佐藤 歩果

千葉県立 千葉西高等学校出身

様々な情報が行き交う現代社会。ゴシップ、スキャンダル、誹謗中傷…
情報は渦を巻き、不安や恐れで私達を雁字搦めにする。私達はフェイクニュースに立ち向かえるか。

2021年度 優秀賞

「Lump -しこり-」

鈴木 園華

東京都立 忍岡高等学校出身

しこりが解け、ネガティブなイメージを払拭してくれるよう表現。
SDGsを意識し使わなくなったカーテン生地を再利用することで、地球のしこりを取るという想いも込めた。

2021年度 特別賞

「〇色の花」

橋本 琉花

東京都立 農業高等学校出身

外出しにくい今、あえて自然現象を象徴するものの1つ、花で施された1着を届けたい。
自分の中の自然な色を想像し、さまざまな色に染まる白を基調として。

2020年度

※2021年2月実施

2020年度 OFDC大賞

「表裏一体」

佐久間 パウラ サリナ

千葉県立 佐倉東高等学校出身

服と人体の関係は想像以上に深い。その深い繋がりから服と人体は表裏一体の関係だと感じた。重なりあった曲線が服に溶け込む様を表現した。

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2020年度 審査員奨励賞

「胡蝶之夢」

細谷 泉葵

東京都立 小川高等学校出身

胡蝶之夢は荘子による説話です。寝起きの夢か現実かわからないゆがんだ世界観をプリーツで、何故か切なく淋しくなる気持ちを布を淡く染め表現しました。

2020年度 特別賞

「Hope」

林 華穂

千葉県立 田柄高等学校出身

予想外なウィルスによって崩れる世の中。人々の不安、恐怖、痛々しい感情と華やかな希望のある色、シルエットを使い希望に変える。人々は諦めてはならない。

2019年度

※2020年2月実施

2019年度 OFDC大賞

「虹彩」

金 沙也加

東京都立 田無高等学校出身

目の中にあり一人一人違う模様をしている虹彩。そこから着想を得て、加工したデニムや異素材を組み合わせることにより、どこか神秘的で複雑な虹彩の模様を表現しました。

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2019年度 審査員奨励賞

「遊戯」

荒井 菫

千葉県立 佐倉東高等学校出身

沢山の紙が折り重なり、平面から立体的な空間が生まれる楽しさ。パーツを捻り表情を持たせ、純真無垢で自由な感覚をもった子供時代の遊び心を表現しました。

2019年度 特別賞

「WAVE」

佐久間 パウラ サリナ

千葉県立 佐倉東高等学校出身

様々に変化する人間の感情を波の動きや表情にたとえてデザイン。高まってゆく波を布に置き換え、異素材の布を重ね、スラッシュキルトの技法を用いて表現しました。

2018年度

※2019年2月実施

2018年度 OFDC大賞

「Doppel ganger」

平井 陸椰

栃木県立 茂木高等学校出身

ドッペルゲンガー もう一人の自分。つまり2面性をもつということ。違う素材で同じデザインの服を2つ組み合わせて表現。着方を変えることで新しい1面を見せる。

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2018年度 審査員奨励賞
/ オーディエンス賞

「スーパーコンピューター」

秋山 祐斗

千葉県立 行徳高等学校出身

ギリシャ神話に登場する原初神であり、全てのものが無秩序に入り混じる混沌とした世界。様々な素材を不規則に織り合わせて複雑なカオスの世界観を表現しました。

2018年度 特別賞

「Pilz」

山本 直美

東京都立 葛飾野高等学校出身

森の中で菌糸を広げながら繁殖するキノコ。繁殖に必要な菌糸はニットを使い、柔らかい質感と丸いフォルムをドレープやシルエットで表現しました。

2017年度

※2018年2月実施

2017年度 OFDC大賞

「SLASH」

田中 美幸

千葉県立 佐倉東高等学校出身

中世ヨーロッパの騎士の間で流行したスラッシュ装飾。傷口を思わせるこの飾りはいつも命懸けで戦っている証であった。勇猛果敢な英雄達を構築的なデザインで表現しました。

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2017年度 審査員奨励賞

「カオス~混沌~」

磯谷 七海

千葉県立 市原八幡高等学校出身

ギリシャ神話に登場する原初神であり、全てのものが無秩序に入り混じる混沌とした世界。様々な素材を不規則に織り合わせて複雑なカオスの世界観を表現しました。

2017年度 特別賞

「夢現」

横森 由貴奈

山梨県立 北杜高等学校出身

夢と現実の間に広がる深い霧の中を彷徨う姿。夢現が花言葉のラフレシアを胸に、一枚の布を畳み、あえて切替を作らないトップは夢と現実の区別がつかない様子をイメージしました。

2016年度

※2017年2月実施

2016年度 OFDC大賞

「奇美」

根本 夏実

東京都立 荻窪高等学校出身

不規則に集まっているように見えて、規則的に集まっている。まるで細胞分裂の過程のように、奇妙で、不気味な美しさに満ちあふれている。分裂する様をあらゆる糸で表現しました。

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2016年度 審査員奨励賞

「STRATUM 地層」

福本 夏輝

東京都立 野津田高等学校出身

地層を時代の移り変わりを残す本に見立てました。様々な人々が歴史を見続け、栞が挟まれていくイメージに表現しました。

2016年度 特別賞

「Anatomy Re Composition 人体の再構築」

平川 将太郎

東京都立 千歳丘高等学校出身

この世で一番機能性に富んだ服は人体である。だが、機能性以前に人体は美しい。皮膚に隠れて存在する内面の美しさを、機能性ではなく、芸術性に富んだ服へと人体を再構築する。

2015年度

※2016年2月実施

2015年度 OFDC大賞

「Monochrome Illusion」

佐野 ポール

東京都立 永山高等学校出身

色のない白と黒だけの世界。その世界だけでしか見ることができない女性本来の美しさと力強さを、目の錯覚を利用した布と編地で表現しました。

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2015年度 審査員奨励賞

「ウスキヌガサタケ」

小林 佐紀

東京都 聖徳大学附属女子高等学校 聖徳大学短期大学部出身

薄暗い森の中にひっそりと佇む少女のような姿のキノコ。見た目の美しさと、森の中で生き抜く力強さを表現しました。

2015年度 特別賞

「混沌」

池田 葵梨

東京都立 農業高等学校出身

区別がつかず、物事が入り混じっている状態。インクが水面に落ちて水の中で広がっていき、水との境目が曖昧になっていく様子を、ドレスに表しました。

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