2018/05/30

学生×教員 スペシャル対談

こだわるほどに楽しくて、もうファッションから抜け出せない



石川 今日はよろしくお願いします。

濱田 よろしくお願いします。

対談者

濱田 正剛 さん(右)/学生

[八王子北高等学校出身]
ファッションビジネス科2年生

石川 愛美 先生(左)/教員

[実籾高等学校出身]
織田ファッション専門学校卒業後、ファッションアドバイザーとしてキャリアをスタート。更に、入社4年目にして店長に抜擢され活躍。

学生と教員でありながら、後輩と先輩でもある2人の対談です。
2018年5月30日(水)に行われた対談です。


「格好良くなりたいと思って今に至る」

石川 濱田君はどういうきっかけでファッションに興味を持ち始めたの?

濱田 僕は、格好良くなってモテたかったからです。昔から人目を気にしてるところがあって。

石川 確かにそれは、理由として結構あるよね。

濱田 石川先生の周りも、そういうタイプ多かったですか?

石川 多かったよ。男の子は特に。むしろ、それしか無かったくらい(笑)


濱田 (笑)本当に最初は、ファッションの世界に入っていけば格好良くなれると思ってて。そこからアパレル関連のことに触れていって、興味が出てきましたね。

石川 ただ、どうしてファッションだったのかなあと。ファッションじゃなくてもモテる方法ってあるよね。スポーツとか、音楽とか。

濱田 それは、高校生のとき制服だったんですけど、運動会とか学園祭とかで、着崩したり学校で私服を着たりする機会があって。そういうときにおしゃれをしてみると、結構注目を集めることが出来て。

石川 一目置かれるよね。

濱田 ちょっと目立ちたがりというか(笑)

石川 そういう意味では、ファッションが身近だったし取っ付きやすかった?

濱田 そうですね。自分が当時目に入ったものが、それだったってことです。正直、今でもなんでファッションが好きなんだろうって。でも、好きなんですよね(笑)


「私がファッションに興味を持ったきっかけは単純(笑)」

濱田 ちなみに、石川先生はどうしてファッションの道に進もうと思ったんですか?

石川 私がファッションの道に進みたいと思ったのはすごく単純なところからで…。

濱田 え?どんなのですか?

石川 漫画です(笑)矢沢あい(※1)さんの「ご近所物語」とか、「Paradise Kiss」とかの影響が大きいかな。

1 矢沢あい…人気女性漫画家。代表作は話中の「Paradise Kiss」や、「NANA」など。多数の作品が映像化されており、映画に関しては有名人が一同に参加したことから、当時話題を呼んだ。

濱田 それは、ファッションが題材になっている漫画なんですか?

石川 そうそう。「ご近所物語」は、ファッションの専門学校に通っている主人公が、一生懸命勉強して夢を叶えるっていうストーリーなんだけれど。

濱田 石川先生は、そういう漫画みたいなことを現実でやりたかった?

石川 当時は…(笑)


濱田 (笑)

石川 その続編の「Paradise Kiss」の方は映画にもなったし、その影響でファッション業界に入ってくる人、多いんじゃないかなあ。とはいえ、結局のところ私は、オープンキャンパスに参加して決めたんだけどね

濱田 僕もオープンキャンパスに参加してみて、自分の肌に合ってるなと感じたのが大きかったです。

石川 そこ大事だよね。そして、オープンキャンパスに参加していくうちに、もっとファッションについて知りたくなりました。


「普段からファッションに触れているからこその、こだわりがある」

石川 濱田君はさ、ファッションについてかなり熱心だし、格好良いことに対して敏感だったりするよね。

濱田 そうですね。

石川 こういうのが欲しいってよく話してるよね。

濱田 そういうこだわりはしっかり持ってるほうかなと。

石川 わかる気がする。他の先生も言ってたけど、どんどんおしゃれになっていってる感じがするって。

濱田 ありがとうございます(笑)バイトの先輩の影響も大きいと思います。

石川 アパレルで働いてるよね。

濱田 そうです。同じバイト先にファッションオタクみたいな先輩が居て、学ぶことも多くて。

石川 学校で学んで、アルバイト先でも学んで。

濱田 ですね。それもあって、普段からファッションに触れる機会は多いです。

石川 濱田くんは服の素材も結構気にして選んでるよね。

濱田 触った感じとかですね。

濱田君のこだわりのファッション


石川 学校ではマテリアルの授業(※2)があるけど、その知識は活かせてる?

2 マテリアルの授業…服を作る際の素材について学ぶ授業。ファッション学生が卒業後に、もっと学んでおけばよかったと思う授業のトップに入る。

濱田 そうですね。学校の授業でやって、そのあと実際にどういう服に使われてるのかを、直に触って確認できます。

石川 授業の内容がしっかり活かせてるじゃん。

濱田 おかげさまで…(笑)。ただ、素材を学ぶと、服に対する要求が増えちゃいますけどね。

石川 それもまたこだわりになっていくんだね。


「憧れの先輩たちに近づきたくて一生懸命楽しんだ学生時代」

濱田 石川先生の学生時代ってどんな感じでした?

石川 そうだなあ…。何でもやりたい放題でしたね(笑)

濱田 (笑)

石川 印象に残ってるのは、ファッションショーです。実は私は結構、友達と主張し合って揉めてたタイプで。

濱田 意外です。

石川 私が学生だったとき、先輩たちがすごく格好良くて。憧れの存在だったんだよね。例えば、ファッションショーひとつとっても、見せ方が上手かったり、クオリティが高かったり。そういうのもあったから、自分達の代でも本気で良いものを仕上げたいと思って、それで言い合いを…(笑)

石川先生の学生時代のファッションショー


濱田 一丸となって、みたいな。

石川 そうだね。皆でやりきった感っていうのは、強かったかなあ。

濱田 楽しそうですね。

石川 かなり楽しかったです。これで楽しんでなかったなんて言ったら、卒業証書渡せないって他の先生に言われちゃいました(笑)


「ブレない自分のポリシー」

濱田 僕、今就活中なんですけど…。

石川 就職活動、一生懸命にやってるよね。今はファッションアドバイザーを目指してるって。

濱田 はい。いくつか行きたい会社とかもあって、積極的に動いている最中ですね。

石川 実際、やっていてどう?

濱田 やっぱりその会社によって、試験も違えば求められていることも全然違うんだろうなって思うので、難しいとは思います。

石川 そうだと思う。。

濱田 ただ、ブレずにやっていこうかなとは思います。さっき話した格好良さの話にも繋がりますけど、自分が持つ知識やこだわりの中から、お客様のニーズに合わせて何を伝えていくかが大切だと思うので。そこの意識はしっかりと保ったまま、前に進んでいきたいですね。

石川 (真剣に聞いている様子)。


濱田 やっぱり、服に込められてる意味がちゃんと分かってる必要があると思うんです。それはデザイン性だったり、使われてる素材だったり。なんでこういうデザインなんだろう、なんでこの素材を使ってるんだろう。そんな、その服の持つ魅力や意味をちゃんと伝えられるファッションアドバイザーになりたいです。


「卒業生たちとの繋がりがヒントをくれる」

石川 正直ね、濱田くんは積極的に行動してるから、心配はしてるんだけどきっと大丈夫だろうなって思う部分もあって。

濱田 (笑)

石川 ただ、どんなことにもめげずに立ち向かってほしいな。今濱田君が持ってるこだわりとか、ファッションに対する熱意とか。それらを必要としてくれる会社はきっといくつもあるだろうし、それらがお客様のためになるタイミングもきっとこれからやって来ると思う。あまり焦らずにね。

濱田 はい。

石川 あとは、私も含めなるべくたくさんの先生から業界の話を聞いたり、今も活躍している先輩達からアドバイスをもらったりして、自分と重なる部分は参考にしていって。そういえば、昨日卒業生の先輩が学校に来てて、話し込んでたよね。

濱田 結構がっつり。ためになるって言い方は、何か上から目線な気もしますけど、ためになったなと(笑)

石川 うちの学校、頻繁に卒業生がやって来るから、話聞ける機会はいっぱいあると思う。そういう機会をひとつひとつチャンスだと思って、自分の知識にしていけばいいよ。

濱田 そうですね。

石川 卒業生たちにとっては、ただ遊びに来てるだけなんだけど(笑)




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