ページ企画チームへインタビュー!

『mini』2025年5月号 コラボ

ファッション誌『mini』とスタイリスト科によるコラボ授業!

ファッション誌『mini』とのコラボ授業。4月12日発売の『mini』2025年5月号に、本校のスタイリスト科の学生が参加。「スカーフで魅せるシミラールック」をテーマにした記事が掲載されている。制作の裏側に迫るため、ページ企画をリードした代表3人を取材した。

左から、齋藤さん、中井さん、平林さん

※2025年2月27日(木)に行われたインタビューです。


「『mini』の表紙から感じるストリート系ファッション。」

ファッション誌を読む織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生

―― 皆さんが思うファッション誌『mini』の印象を教えてください。

齋藤 『mini』は若者向けのストリートカジュアルな雑誌で、可愛らしさだけでなくクールな部分もあると思っています。odaに入学する前から『mini』を読んでいて、パンツやスニーカーなど、メンズライクなコーデをよく取り上げている印象がありますね。

中井 私は表紙に惹かれますね。書店でもよく見かけるし、表紙を見ただけでストリート系ファッション誌だなって伝わりますよね(笑)。今人気の女優・俳優・モデルが表紙になっていて手に取りやすいファッション誌だと思います。

ファッション誌「mini」の魅力について語る織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生

平林 自分も手に取りやすいファッション誌だと思います。『mini』とのコラボ企画がきっかけで、これまでに発行された誌面を何冊か読みましたけど、自分たち世代に人気のインフルエンサーがたくさん出ていて読むのが楽しかったです(笑)。

「『mini』のジェンダーレス宣言。男女ペアでのコーデ。」

―― 今回のページのテーマは「スカーフで魅せるシミラールック」ですね。このテーマになった経緯やコーディネートを組むにあたって意識したことを教えてください。

ファッション誌の企画が生まれた経緯を話す織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生

齋藤 これまでにodaの先輩たちが取り組んだ企画では女性モデルだけが起用されていて、男性モデルは出ていなかったんです。『mini』は「ジェンダーレス宣言」をしていて男性モデルも女性モデルも出ているので、私たちは両方を取り入れた企画をしたいと思って、今回は男女ペアでのシミラールックコーデ※を特集することにしました。(※同じアイテムは使わず、色・形・柄などで統一感を出すコーディネート)

平林 そこに何かアクセントになるアイテムが欲しいよねってなったんです。この企画が5月号に載るので、初夏のコーディネートにアクセントとなるアイテムがないかなみたいな。そんなときに有名なインフルエンサーがスカーフを付けていて「スカーフいいかも!」ってなったんです(笑)。スカーフにはエレガントで大人なイメージがあるので、あえて若者のファッションに取り入れたいと思って決めました。

コーディネートで意識したポイントについて話す織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生

中井 最初はバッグにつけたりヘアバンドとして巻いたり、たくさんアレンジしようと思ってたんです。けど、それだと読者が一目で理解できないというアドバイスを受けて、「確かにアレンジしすぎると分かりづらいな」って。ファッション誌に載せることを意識して、パッと見ただけでも素敵と思ってもらえるようなコーディネートに仕上げています。

「多くの読者が真似しやすいコーディネートを。」

―― はじめてページを見たとき、様々な系統のコーディネートで「スカーフ」が使われていて、どれもminiのイメージにぴったりなカッコ良さと可愛さを両立させて仕上がっていると思いました。コーディネートのポイントなど是非聞きたいです。

『mini』の誌面で使う写真を撮影する織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生『mini』の誌面で使用する写真を撮影

斎藤 男性も女性も「真知子巻き」をしているのがポイントですね。最初は別のアレンジをする予定だったんですけど、スタイリストや編集部の方からのアドバイスで「真知子巻き」をすることになって。二人で一緒に「真知子巻き」をすることで、よりリンクしたコーディネートになっています。

中井 スカーフには女性のアイテムというイメージがあるので、男性読者が「真知子巻き」を試すのは難しいかなって思っていましたけど、プロのスタイリストの方から「キャップをかぶったりサングラスを付けたりすることで、男性も真似しやすくなるんじゃない?」って案を頂いたんです。

現場で撮影したデータを確認する織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生撮影したデータを学生たちが現場でチェック

平林 その案に決まったのが撮影2日前だったので大変でしたね。そこから頑張ってリサーチしたり、クラスメイトからアイテムを借りたり(笑)。当日はモデルの方に気に入ったアイテムを選んでもらって身に着けてもらいました。

斎藤 キャップやサングラスを追加したことでメンズらしさが出て真似しやすいコーディネートになったよね。

「学生主体じゃないと経験できない“責任”と“やりがい”。」

―― それでは『mini』とのコラボ授業を終えての感想を教えてください。

ファッション誌制作の感想を語る織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生

平林 発売されるのが楽しみですね。自分の提案したコーディネートを早く家族や友人に見せたいです(笑)。この授業はodaに入学した理由の一つだったので、経験ができて嬉しかったです。準備や撮影は大変だったけど、これから社会に出て活躍するために役立つ経験ができたかなと思ってて。スタイリストさんや編集長が自分の知らない用語を使うことがあったので、知識を付けるために日頃の授業ももっと頑張ります(笑)。

ファッション誌制作のやりがいを語る織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生

中井 私も入学前から『mini』とのコラボ授業が楽しみでした。インターンで企画に参加することはあったんですけど、こんなに多くのことを任せてもらえる企画は初めてだったので少し緊張しました。インターンではスタイリストのサポート役として動くことが多いですけど、この授業では私たちが主体となって動かなきゃいけなくて。現場の方は私たちを学生扱いしないで、一人のスタイリストとして接してくれたので、インターンよりも責任を感じる貴重な経験になりましたね。

ファッション誌制作の難しさを語る織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生

齋藤 リーダーのようなポジションだったので「私たちがしっかりしなきゃ」というプレッシャーはありましたね。クラスメイトに指示を出さなきゃいけない場面が多かったけど、自分のことで忙しくて、周りのことを考えながら動けなかったなって思ってて。だけど、クラスメイトがフォローしてくれたので本当に助かりましたね。特に洋服とタグを管理する細かい作業はインターンで経験している子が担当してくれて、とても分かりやすく整理してくれたんです。大変でしたけど、みんなと協力してやりがいを感じながら楽しく取り組めました。

ファッション誌のコラボページ企画をリードした織田ファッション専門学校ファッションスタイリスト科の学生たち

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スタイリスト科

織田ファッション専門学校_スタイリングをする学生

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スタイリスト科

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織田ファッション専門学校_ファッション誌のコーディネートに挑戦する学生

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