ページ企画チームへインタビュー!

『mini』2023年4月号 コラボ

ファッション誌『mini』とスタイリスト科によるコラボ授業!

毎年恒例になっているティーン向けのファッション誌『mini』とのコラボ授業。発売中の『mini』2023年4月号に、織田ファッション専門学校スタイリスト科の学生が参加。「つけ襟ひとつで 5変化」をテーマにした記事が掲載されている。制作の裏側に迫るため、ページ企画をリードした2人を取材した。

左から、木下さん、相田さん

※2023年2月13日(月)に行われたインタビューです。


「お洒落に興味を持ち始めた時期には是非このファッション誌を」

ファッション誌を読む織田ファッション専門学校のスタイリスト科の学生

―― ファッション誌『mini』の印象はどうですか?

木下 表紙に目を惹かれます。自分の好きなタレントさんが表紙を飾っている号は、書店に行ったときによく目に入ります。若年層に人気の方が起用されることが多いので、手に取りやすいファッション誌だと思います。

ファッション誌「mini」の魅力について語る織田ファッション専門学校のスタイリスト科の学生

相田 カジュアルさとスポーティさがあるスタイリングを提案してくれる雑誌です。私は定期購読していて、織田ファッションの先輩たちが関わったページも当時見ていました。高校生のときの自分がしたいファッションが、『mini』には詰め込まれていました。

「『mini』では珍しいアイテムを『mini』らしくコーディネートすること」

―― 今回のページのテーマは「つけ襟ひとつで 5変化」ですね。このテーマになった経緯やコーディネートを組むにあたって意識したことを教えてください。

ファッション誌の撮影で使用するアイテムを確認する織田ファッション専門学校のスタイリスト科の学生

相田 シンプルだけど被らないテーマを目指しました。『mini』の誌面はとてもわかりやすく情報が整理されていますし、過去に織田ファッションの先輩たちが取り組んだテーマとは被らないようにしたかったんです。そこで思いついたテーマが「つけ襟」でした。編集部の方も、今まで取り上げたことがないとおっしゃっていました。

ファッション誌の撮影現場でモデルのサポートをする織田ファッション専門学校のスタイリスト科の学生

木下 『mini』ではなかなか見ない「つけ襟」というテーマではありますが、読者の方がこのページを見たときに参考にしたくなるような『mini』らしさをしっかり落とし込んだコーディネートを目指しました。合わせるアイテムもデニムやスニーカーなど、『mini』では定番のアイテムにこだわっています。

「たったひとつのアイテムから広がるコーディネートのアイデア」

―― はじめてページを見たとき、様々な系統のコーディネートで同じ「つけ襟」が使われていて、バリエーションと可愛さを両立させていることに驚きました。コーディネートのポイントなど是非聞きたいです。

ファッション誌の撮影現場で写真を確認する織田ファッション専門学校のスタイリスト科の学生たち

木下 例えば、Y2K×「つけ襟」は、インパクトも『mini』らしさもあり、新しいスタイルに仕上がったと思います。最近は特にSNSでY2Kを着ている人を目にしますが、格好良さが全面に出るコーディネートになりがちです。「つけ襟」を合わせることで、格好良さだけでなく可愛らしさも演出しています。

ファッション誌の撮影現場で気合を入れる織田ファッション専門学校のスタイリスト科の学生たち

相田 今回の5体のコーディネートですが、「つけ襟」の使い方という部分で、実は2つに分類できるんです。一方はよくありがちなスタイルにアクセントを加えるために「つけ襟」を使っていて、もう一方は組み合わせに意外性を出すために「つけ襟」を使っています。そういった部分も是非楽しんでいただきたいです。

「プロと仕事をすることのプレッシャーとやり遂げて得られたもの」

―― それでは『mini』とのコラボ授業を終えてのおふたりの感想を教えてください。

ファッション誌の制作の難しさを語る織田ファッション専門学校のスタイリスト科の学生

木下 貴重な経験ができました。企画から誌面作り、アイテムのリース、モデルさんやカメラマンさんとの撮影など、その本格さに緊張しながら取り組んでいました。それもそのはずで、ひとつひとつの工程でプロの目線が入ります。ひと段落つくまでは、ずっとプレッシャーと不安を感じていて。出来上がった誌面を見た瞬間に、やっと嬉しさと達成感が一気にこみ上げてきました。

ファッション誌の制作のやりがいを語る織田ファッション専門学校のスタイリスト科の学生

相田 気が抜けない日が続きました。私たちはまだ学生ですが、関わっているのは全国に流通するファッション誌です。自分から積極的に動かなきゃいけない、指示を待っているだけじゃ締め切りには間に合わない。そんな状況の中で必死に取り組んでやり遂げたのは、これまでで初めての経験でした。頭の中のイメージを言葉と行動に変えて形にしたこの経験が、絶対に自分のこれからに繋がると思います。

ファッション誌のコラボページ企画をリードした織田ファッション専門学校ファッションスタイリスト科の学生たち

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