私がファッションを学ぶ理由 Vol.2

「好きなことに絞って選んだ進路。毎日ファッションを楽しめる場所」

世間的にはそう多くないファッション学生…
彼らはどのような思いでファッションを学んでいるんだろう?
共通のテーマで聞くインタビュー連載企画!

村木 菜々夏/スタイリスト科

織田ファッション専門学校でスタイリングやコーディネートを学びながら、今はオリジナル雑誌やポスター制作の課題に挑戦。クラスの特徴はお互いの良いところを素直に褒め合える人たちが集まっていること。千葉県立犢橋高等学校出身。

※2022年7月6日(水)に行われたインタビューです。


「ファッションへのこだわりが自分に自信を持たせてくれた」

―― 村木さんがファッションに興味を持ち始めた時期やきっかけについて教えてください。

村木 小学校4年生のときの授業参観の発表で「自分の将来の夢はスタイリストです」って言っていたみたいです。当時はちゃんと職業について知っていたわけではないと思うんですけど、ファッション関連の職種を目指すことをずっと夢見ていました。

織田ファッション専門学校スタイリスト科学生のラインソックスとイエローローファーふっくらニットのコーデラインソックスとイエローのローファー
ふっくらニットを合わせて普段より可愛らしさをプラス

―― ファッションに対するこだわりや意識もかなり早い時期からだったんですね。

村木 そのときの発表原稿がまだ家に残っていて、そこには「私は小学校2年生の頃から自分で服を選んでいます」って書いてありました。こういうデザインや色の服が好きってこだわりはその頃からあったんだと思います。

織田ファッション専門学校スタイリスト科学生の袖口が開くデザインのジャケットを組み合わせたコーデ袖口が開くデザインがお気に入りのジャケット

―― 自分の着る服にこだわっている小学2年生、素敵です。

村木 好きな服を着ていると自分に自信が持てましたし、友だちから服を褒めてもらえたときは嬉しかったです。

「この日常会話、ファッションの学校じゃなきゃなかなかない(笑)」

―― ファッションが好きな気持ちを持ち続けて進路の選択肢にもなったんですね。村木さんがファッションの学校に入学して驚いたことや発見したことは何かありますか?

織田ファッション専門学校スタイリスト科学生の真っ白なバッグを組み合わせたコーデ友達とカフェに行った日
一目惚れした真っ白なバッグがポイント

村木 先ほどの話とも繋がりますけど、私もクラスメイトもお互いの着ている服に敏感です。日常会話の中で自然とファッションの話題になります。「その服可愛い!どこの?」みたいな(笑)。毎日みんながどんな服で登校してくるのかいつも楽しみです。

織田ファッション専門学校スタイリスト科学生のグリーン×ブラックのコーデベロアでキラキラ感のあるスカートを合わせた
グリーン×ブラックコーデ

―― ファッション好きな人ならそういう環境羨ましいだろうなあ。

村木 クラスメイトだけじゃなくて、先生との日常会話もそうです。「この服、面白いね」とか「今日の服、素敵ね」とか。

―― 先生と服の話をする経験なんてファッションの学校以外ではあまりなさそうです(笑)。

村木 私もクラスメイトも先生も、毎日服を楽しんでいるんですよね。他の分野の学校に行った友人からは驚かれます。ファッションの学校だとそれが普通になっていて面白いです。周りの人たちの服を見ることも勉強になっています。

「いろんなことに挑戦できる環境。取り組み次第で視点も変わる」

―― スタイリスト科の授業は幅が広いですよね。今はどんなことに取り組んでいるのでしょうか?

村木 オリジナル雑誌やポスター制作に向けて準備をしています。織田ファッションのスタイリスト科の授業は挑戦できることが多くて授業内容も楽しいです。

織田ファッション専門学校_ファッション誌を読む学生ファッション誌「mini」の企画を振り返る村木さんとクラスメイト

―― 昨年度はファッション誌「mini」の誌面を企画1するなど大活躍でしたね。オリジナル雑誌やポスター制作の取り組みにも活かせるところがあるのでは?

村木 SNSで気になったものをあとから見返せるようにしておくという点では活かせていますね。ただ、基本的にはどちらも違った難しさがあります。「mini」の誌面企画では、読者を意識してページの構成を考える必要があったんですけど、雑誌やポスターは自分の作りたいものを作ります。

織田ファッション専門学校スタイリスト科学生のキレイめスタイル×ゴージャスなパンツのコーデ授業でGUCCI展へ
キレイめスタイルに目を引くゴージャスなパンツを合わせて特別な日仕様に

―― なるほど。読者の満足度と自分自身の納得という部分で違ってくるわけですね。

村木 はい。だから、こだわり始めるとキリがないです(笑)。

「お客様をよく見て、常にベストな接客ができるように」

―― どんな作品に仕上がるか楽しみです。それでは、村木さんが今思い描いてる将来像を教えてください。

織田ファッション専門学校スタイリスト科学生の可愛いカタチ、デザインのものを集めたコーデ可愛いカタチ、デザインのものを集めたコーデ

村木 気遣いができて、時にはお客様にとって、より良いコーディネートを提案できる素敵な販売員になりたいです。人それぞれの好みがあると思うので押し付けることはしませんが、声を掛けていただいたときは精一杯応えたいです。

―― ファッションの学校でスタイリングの知識を身につけて、目を養っているからこそできることだと思います。

織田ファッション専門学校スタイリスト科学生のトレーナーに幾何学模様のパンツと可愛い帽子で個性をプラスしたコーデトレーナーに幾何学模様のパンツと可愛い帽子で個性をプラス

村木 お客様の様子をよくうかがって、「お客様は何を求めているのかな?自分はどうするべきなのかな?」と考えながら行動するのが大切ですよね。自分が買い物に行くときも店舗スタッフの方々の接客を見て学ぶことがたくさんあります。

―― 村木さんのファンになってくれるお客様が増えると、きっとやりがいも大きくなりますね。一人ひとりに寄り添った接客をしている村木さんの姿がイメージできます!

中野の街で撮影した織田ファッション専門学校スタイリスト科学生

1 ファッション誌『mini』とのコラボ…毎年恒例になっているティーン向けのファッション誌『mini』とのコラボ授業。2022年4月号には村木さんが企画に携わったページが掲載されている。

先輩が所属している学科

スタイリスト科

織田ファッション専門学校_スタイリングをする学生

インターン機会提供&実践的なカリキュラムを用意

スタイリスト科

先輩と直接話してみよう!
織田ファッション専門学校の
オープンキャンパス!

織田ファッション専門学校_オリジナルパーカーを着ている学生

ファッションアイテムを製作

織田ファッション専門学校_ファッション誌のコーディネートに挑戦する学生

ファッションの仕事を体験

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