ファッションデザイン科のクリエーションの授業では様々なアプローチで、イメージから服のデザインを発想する方法を学びます。
今月は「制約するデザイン」(1枚の布からのデザイン)をテーマに課題に取り組みました。
「90センチ× 35センチの布のみ」を、「2分の1サイズのボディー」を使用して、トワルで発想します。
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横
後
デザイン画
次のような制限がある中で発想します。
・同じサイズの布であれば何枚使用してもOK
・切り込み可
・切り離し不可
・ギャザーやプリーツなど、加工可
・人体と衣服の深い関係性を表現。
・縫い合わせ可
・伸縮素材使用可
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デザイン画
90分間でトワルを組み、次の90分間でデザイン画にして、プレゼンテーションを行いました。
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デザイン画
あえて制限を設けることで、頭の中だけでは発想できない形が生まれます。
またボディーに対して、大きいサイズの布なので、余る分量をどのように扱うかが、デザインに関わってきます
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デザイン画
服の発想は絵だけでなく、布を扱うことでも発想できるということ。
あえて制限を設けることで、見たことがあるようなデザインにはなり得ないという、意外性のある発想ができるということを学びます。